チビ社長が来るまで③

不妊治療

今回は不妊治療を行なっているときの私の心情を書いていきます。

前回の話はこちらから

いろいろと検査している内に、私は通常よりも男性ホルモンが高く、卵胞が育ちにくく排卵されにくい多嚢胞性卵巣症候群であると分かってきました。

最初は毎月内服薬をもらい、卵胞を育て排卵を促す治療を行ってましたが、後から排卵誘発剤の注射を月に1回打つ事になりました。(この注射がとても痛い…)

私は、もともと生理の度に生理痛があり、痛み止めを内服しないと耐えられなかったのですが、内服薬を始めてから、更に生理痛が酷くなった気がしました。

内服して。医師に指定された日にする事する。生理が始まったらまた、内服して…を数ヶ月繰り返していた私は、外でマタニティマークや子どもを見るのがとても辛くなりました。

「どうして私のところには赤ちゃんは来てくれないんだろう…」と、いつも考え。暇があれば不妊症の事ばかりネットで調べていました。

また、元職場の同期とリモートで集まっている時に、1人の同期から「早く子どもつくりなよ」と、軽いノリで言われ、『そんなの。私が1番望んでるよ!』と、モヤモヤしながら話しを聞いてました。

仕舞いには、私の祖母から「ひ孫はまだか」の催促。

私はこの際、大きな声で訴えたい

結婚したからって子どもができると簡単に思うな!その人にはその人の事情があるんだよ!

でも、私も不妊治療を始める前は、「子どもなんてすぐできるよ。」と、思ってました。だけど治療を受け考えは変わりました。

私の祖母の様に「結婚したら子どもが出来て当たり前」と、思ってる方多いと思います。ですが、私の様に子どもが欲しくてもなかなか出来ない人もいるし、夫婦2人で人生を楽しもうと思ってる人だっている。その人にはその人のライフプランや事情があるから「子どもはいつ作るの?」て、言葉は安易に使うべきではないと、思います。(「言葉は刃物」て、コナンくんも言ってましたよ。)

そして、この思いが多くの人に伝わって欲しいです。

だけど、周りにはちゃんと理解してくれる人もいます。

旦那は治療中生理がくるたびに気遣ってくれるし、周りで子どもまだかの催促を言う家族に対しフォローしてくれました。

不妊治療した友達は、「自分のペースでゆっくり進めたらいいよ」と、言ってくれて、とても、心が楽になりました。

ちゃんと理解してくれる人は必ずいます。相談を受けている自治体もあります。

治療中は1人で抱え込まず色々な人に相談するのが1番大事です。私も、家族から職場の人まで、色々な人に治療のこと話し、相談しました。

私は不妊治療は恥ずかしい事でもなんでもないと思います。むしろ、誇っていいです。だって、辛い体験沢山するけど、それだけ子どもに会いたいと思って頑張ってるんだから!

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